🥋 劉衛流の基本的な立ち方|基立ち・前屈立ち・四股立ち・猫足立ちの特徴と使い方
劉衛流(りゅうえいりゅう)は、剛柔流の流れを汲みながらも、
「力をためず、流す」柔らかい体使いを重視する流派です。
そのため立ち方も、踏ん張るより 重心移動・体捌き・柔らかい沈み を重視した構造になっています。
本記事では、劉衛流の基本的な立ち方をわかりやすく整理し、
形(型)や基本動作でどのように使われるかを解説します。
🥋 劉衛流の立ち方の特徴(要点)
- 自然体で半身
→ 攻防の切り替えが速い - 重心は中央〜やや後ろ
→ 流れるような動きに適する - 四股立ちは“重く沈む”のではなく“柔らかく落ちる”
→ 剛柔流より軽く、和道流より安定 - 立ち幅は広すぎず、動きの連続性を重視
🦶 劉衛流の基本的な立ち方
1. 基立ち(きだち)
特徴
- 結び立ちから一足分開く自然体
- 前足は正面、後足はやや外向き
- 半身で構え、重心は中央
効果
- 攻防の起点
- 体捌き(たいさばき)を最も使いやすい立ち方
2. 前屈立ち(ぜんくつだち)
特徴
- 肩幅の半分程度の狭い前後幅
- 前足は正面、後足は20度外向き
- 重心はやや前
効果
- 突き・踏み込みの安定性
- 力を前に流しやすい
3. 四股立ち(しこだち)
※後屈立ちの代わりに使用(mu‑chanの指定に合わせて完全置換)
特徴
- 足を左右に大きく開き、つま先は外向き
- 腰を落とすが、剛柔流ほど重くしない
- 重心は低く、体軸はまっすぐ
効果
- 下段払い・押し込み・制圧動作に最適
- “沈む → 流す” の動きが作りやすい
- 力を受けて流す劉衛流らしい動きに合う
4. 猫足立ち(ねこあしだち)
特徴
- 重心の7割を後足に置く
- 前足はつま先だけ接地
- 半身で軽い構え
効果
- フェイント・反撃・素早い移動
- 受けから攻撃への切り替えが速い
🧭 基本形(型)における立ち方の使い方
例:劉衛流「第一の型」風の流れ
- 結び立ち → 基立ち
呼吸を整え、体軸を安定させる。 - 基立ちで内受け
相手の攻撃を柔らかく受け流す。 - 前屈立ちで中段突き
力を前へ流すように突く。 - 四股立ちで下段払い
低い重心で相手の攻撃を制し、次動作へつなぐ。 - 猫足立ちで前蹴り → 反撃
軽さを活かして素早く返す。
➡ 「沈む → 流す → 返す」という劉衛流の哲学が立ち方の切り替えに現れる。
🧘♂️ 練習のポイント
- 呼吸と動作を一致させる
→ 力の流れが途切れない - 体軸を中心に動く
→ 立ち方が崩れない - 四股立ちは“ふわりと落ちる”
→ 重く沈むのではなく、柔らかく沈む - 重心移動で技を出す
→ 筋力ではなく“流れ”で技を成立させる
🏯 まとめ
劉衛流の立ち方は、
「安定 × 柔軟 × 流れ」を同時に実現するための構造です。
- 基立ち:体捌きの起点
- 前屈立ち:攻撃の安定
- 四股立ち:制圧と受け流し
- 猫足立ち:反撃と軽さ
これらを滑らかに切り替えることで、
劉衛流の特徴である “流れる空手” が形になります。


